第109回 助産師国家試験(午後)基礎助産学

3

子宮の構造で正しいのはどれか。

  1. 1子宮体部は軟産道の一部である。
  2. 2子宮壁は子宮内膜の一層からなる。
  3. 3生理的収縮輪は洞筋部に形成される。
  4. 4子宮峡部は解剖学的内子宮口と組織学的内子宮口の間である。✓ 正解

正解

4

解説

子宮の解剖学的構造に関する正確な知識を問う問題である。子宮峡部は、解剖学的内子宮口(子宮体部と峡部の境界)と組織学的内子宮口(峡部と頸部の境界)の間に位置する約1cmの部分で、妊娠後期には伸展して子宮下節を形成する。したがって正答は4である。


選択肢の解説

1誤り。軟産道は子宮下節・子宮頸管・腟・外陰部などからなる。子宮体部は娩出力(収縮力)を生み出す部分であり、軟産道には含まれない。
2誤り。子宮壁は内側から子宮内膜・子宮筋層・子宮外膜(漿膜)の3層からなり、内膜の一層のみではない。
3誤り。生理的収縮輪は分娩時に子宮体部(収縮する上部)と子宮下節(伸展する下部)の境界に形成される。洞筋部に形成されるという記述は誤りである。
4正しい。子宮峡部は解剖学的内子宮口と組織学的内子宮口の間に位置する部分で、妊娠後期に伸展して子宮下節を形成する。
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