第113回 看護師国家試験(午前)成人看護学

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尋常性乾癬の患者への説明で正しいのはどれか。

  1. 1患部に日光を当てない。
  2. 2搔痒感があるときは患部を温める。
  3. 3機械的刺激が加わらないよう患部を覆う。✓ 正解
  4. 4落屑が多いときは蛋白質の摂取を減らす。

正解

3

解説

尋常性乾癬の患者指導を問う問題である。乾癬では機械的刺激(擦過・圧迫・外傷)が加わった部位に新たな皮疹が生じるケブネル現象がみられるため、患部への機械的刺激を避けることが重要であり、患部を覆って刺激から保護する指導が正しい。


選択肢の解説

1誤り。乾癬には紫外線療法(光線療法)が有効であり、適度な日光・紫外線は症状を改善させる。日光を一律に避ける指導は適切でない。
2誤り。患部を温めると血管が拡張し瘙痒感が増強しやすいため、温める指導は不適切である。
3正しい。乾癬ではケブネル現象により機械的刺激で皮疹が誘発・悪化するため、患部を覆って刺激を避けることが適切である。
4誤り。落屑(鱗屑)として表皮が剝離するためむしろ蛋白質の喪失を補う必要があり、蛋白質摂取を減らす指導は不適切である。

用語

尋常性乾癬
慢性炎症性疾患で、皮膚に紅斑と落屑が生じる。ケブネル現象と呼ばれる、擦過や圧迫などの機械的刺激が加わった部位に新たな皮疹が生じる特徴があり、患部への刺激回避が重要な対症療法となります。
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