問15
高血圧が原因で起こりやすいのはどれか。
- 1脳出血✓ 正解
- 2脳塞栓症
- 3脳動脈奇形
- 4急性硬膜下血腫
正解
1
解説
高血圧は脳血管に持続的な負荷を与え、細い穿通枝の血管壊死(脂肪硝子変性)や微小動脈瘤(Charcot-Bouchard動脈瘤)を形成し、これが破綻することで脳出血(特に被殻出血など)を起こしやすくする。したがって「脳出血」が正答である。高血圧は脳出血の最大の危険因子である。
選択肢の解説
1正しい。高血圧は脳の細い血管を傷害し破綻させることで脳出血の最大の危険因子となる。
2脳塞栓症は心房細動などによる心原性の血栓が脳血管を閉塞して起こることが多く、高血圧が直接の主因とはいえないため誤りである。
3脳動脈奇形(脳動静脈奇形など)は先天的な血管形成異常であり、高血圧が原因で生じるものではないため誤りである。
4急性硬膜下血腫は主に頭部外傷による架橋静脈などの損傷で生じるものであり、高血圧が原因ではないため誤りである。