問32
国際生活機能分類(ICF)で「生活機能」の構成要素に含まれるのはどれか。
- 1活動✓ 正解
- 2疾病
- 3能力障害
- 4社会的不利
正解
1
解説
国際生活機能分類(ICF)で生活機能の構成要素に含まれるのは「活動」である。ICFの生活機能は「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3要素から構成され、これらに背景因子として「環境因子」と「個人因子」が加わる。疾病は生活機能を説明するための健康状態(背景)であり生活機能の構成要素ではない。能力障害・社会的不利は旧分類のICIDHで用いられた用語で、ICFでは用いられない。
選択肢の解説
1活動はICFの生活機能を構成する「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の一つであり正しい。
2疾病(健康状態)は生活機能に影響を与える要因であって、生活機能そのものの構成要素ではない。
3能力障害は旧分類ICIDHの用語で、ICFの生活機能の構成要素ではない。
4社会的不利も旧分類ICIDHの用語で、ICFでは用いられず生活機能の構成要素ではない。
用語
- 国際生活機能分類(ICF)
- 世界保健機関(WHO)が1980年に発表した国際的な分類制度で、心身機能・身体構造、活動、参加の3要素から構成されています。疾病や障害が生活にどのような影響をもたらすかを包括的に把握するための分類です。
- 生活機能
- 身体的・精神的・社会的側面から見た生活全般の営み。ICFでは「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3要素から構成され、個人が生活する上での実際の機能的状態を表します。