問19
骨盤底筋訓練が有効な尿失禁はどれか。
- 1É流性尿失禁
- 2機能性尿失禁
- 3切迫性尿失禁
- 4腹圧性尿失禁✓ 正解
正解
4
解説
骨盤底筋訓練は、骨盤底筋群を意識的に収縮・弛緩させて筋力を高め、尿道の閉鎖機能を改善する方法である。腹圧性尿失禁は咳・くしゃみ・重い物を持つなど腹圧上昇時に尿が漏れるもので、骨盤底筋の脆弱化が主因であるため、骨盤底筋訓練が有効である。
選択肢の解説
1溢流性尿失禁は尿閉などで膀胱に過剰にたまった尿があふれ出るもので、骨盤底筋訓練の適応ではなく排尿障害の原因への対応が必要である。
2機能性尿失禁は排尿機能は保たれるが認知機能や運動機能の問題で間に合わずに漏れるもので、骨盤底筋訓練が主たる対応ではない。
3切迫性尿失禁は急な強い尿意で漏れるもので、主に膀胱訓練や薬物療法が用いられ、骨盤底筋訓練が第一の適応とはいえない。
4腹圧性尿失禁は骨盤底筋の脆弱化が原因で、骨盤底筋訓練により尿道閉鎖機能が改善し有効であるため正しい。
用語
- 骨盤底筋訓練
- 骨盤底筋群を意識的に収縮・弛緩させることで筋力を高め、尿道や肛門の閉鎖機能を改善する訓練方法です。腹圧性尿失禁などの機能障害に対する保存的治療として有効です。
- 尿失禁
- 自分の意思に反して尿が漏れ出る症状です。原因によって溢流性、機能性、切迫性、腹圧性などに分類され、それぞれ異なる治療方法が適用されます。