第114回 看護師国家試験(午前)基礎看護学

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一次救命処置〈BLS〉で回復体位はどれか。

一次救命処置(BLS)での回復体位を示す4つの図(選択肢1〜4)。2×2配置。
  1. 11
  2. 22✓ 正解
  3. 33
  4. 44

正解

2

解説

回復体位(recovery position)とは、反応はないが正常な呼吸がある傷病者の気道を確保し、嘔吐物などによる窒息や誤嚥を防ぐための側臥位である。下になった腕を前方に伸ばし、上になった手の甲を傷病者の頬に当て、上側の膝を直角に曲げて体を横向きに安定させる。図の選択肢2が、体を横向きにして下側の腕を伸ばし、上側の手を顔の下に置き、上側の膝を曲げて安定させた典型的な回復体位を示しているため正答は2である。


選択肢の解説

1仰臥位や安定した側臥位になっていない体位であり、気道確保と誤嚥防止という回復体位の目的を満たさないため誤り。
2下側の腕を前方に伸ばし、上側の手の甲を頬に当て、上側の膝を直角に曲げて体を横向きに安定させた正しい回復体位であり正答。
3回復体位として体が安定せず気道が確保される姿勢になっていないため誤り。
4うつ伏せや不適切な肢位で気道確保と呼吸状態の観察ができないため、回復体位として誤り。

用語

一次救命処置〈BLS〉
心肺停止状態にある傷病者に対して、心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)と自動体外式除細動器(AED)の使用を行う応急手当の総称です。医療従事者ではない一般人でも実施できる基本的な救命処置です。
回復体位
反応がなく正常な呼吸がある傷病者を側臥位に置き、気道を確保して嘔吐物などによる窒息や誤嚥を防ぐための体位です。下になった腕を前方に伸ばし、上側の膝を直角に曲げて安定させます。
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