問43
成年後見制度で正しいのはどれか。
- 1地域生活支援事業のつとして位置付けられる。✓ 正解
- 2後見の対象者は大体のことを自分で判断できる者である。
- 3審判を受けるための申し立て先は社会福祉協議会である。
- 4法定後見制度とは判断能力の低下に備えあらかじめ後見人を決めておくことである。
正解
1
解説
成年後見制度は、認知症・知的障害・精神障害などで判断能力が不十分な人の財産管理や契約などを支援し、本人を保護する制度である。市町村が実施する地域生活支援事業には成年後見制度利用支援事業が含まれ、制度の利用を促進・支援する位置付けがあるため選択肢1が正しい。法定後見は判断能力の程度に応じて後見・保佐・補助に分かれ、申立ては家庭裁判所に対して行う。
選択肢の解説
1成年後見制度利用支援事業は市町村が行う地域生活支援事業の一つとして位置付けられており正しい。
2後見の対象は判断能力を欠く常況にある(ほとんど自分で判断できない)者であり、大体のことを自分で判断できる者は対象とならないため誤り。判断能力が比較的保たれている場合は保佐や補助の対象となる。
3成年後見開始の審判の申立て先は家庭裁判所であり、社会福祉協議会ではないため誤り。
4あらかじめ後見人を決めておくのは任意後見制度であり、法定後見制度は判断能力が低下した後に家庭裁判所が後見人等を選任する制度であるため誤り。
用語
- 成年後見制度
- 認知症・知的障害・精神障害などにより判断能力が不十分な成人が、生活に必要な重要な契約や財産管理を自分で行えないとき、家庭裁判所が選定した後見人が本人を支援・保護する制度です。本人の権利と生活を守ることが目的とされています。