第114回 看護師国家試験(午前)成人看護学

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膵頭十二指腸切除術においてドレーンを留置する場所で正しいのはどれか。

  1. 1Magendie〈マジャンディー〉孔
  2. 2Winslow〈ウインスロー〉孔✓ 正解
  3. 3Luschka〈ルシュカ〉孔
  4. 4Monro〈モンロー〉孔

正解

2

解説

膵頭十二指腸切除術では膵腸吻合部などからの膵液漏(膵液瘻)が重大な合併症となるため、漏出した消化液を体外へ排出する目的でドレーンを留置する。Winslow〈ウインスロー〉孔(網嚢孔)は小網の後方にあり、膵頭部・吻合部周囲の貯留液が集まりやすい部位であるため、ここにドレーンを留置するのが正しく、選択肢2が正答である。


選択肢の解説

1Magendie〈マジャンディー〉孔は第四脳室と脳脊髄液腔(クモ膜下腔)をつなぐ正中孔であり、腹部のドレーン留置部位ではないため誤り。
2Winslow〈ウインスロー〉孔(網嚢孔)は膵頭部・吻合部周囲の貯留液が集まりやすく、膵液漏などの監視・排出にドレーンを留置する適切な部位であり正答。
3Luschka〈ルシュカ〉孔は第四脳室の外側孔(脳脊髄液の流出路)であり、腹部のドレーン留置部位ではないため誤り。
4Monro〈モンロー〉孔(室間孔)は側脳室と第三脳室をつなぐ部位であり、腹部のドレーン留置部位ではないため誤り。

用語

膵頭十二指腸切除術
膵臓の頭部と十二指腸を同時に切除する手術。膵癌などの悪性腫瘍の治療に用いられます。術後は膵液漏などの重篤な合併症予防のため、適切な部位にドレーン留置が必要となります。
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