問54
成人の骨髄検査の刺部位を図に示す。正しいのはどれか。

- 1①
- 2②
- 3③✓ 正解
- 4④
正解
3
解説
成人の骨髄検査(骨髄穿刺)の穿刺部位は、安全性が高く十分な骨髄組織が得られる後腸骨稜(腸骨後上棘)が第一選択である。図では体幹背面・仙腸部に示された番号のうち③が後腸骨稜にあたり、正答は3である。胸骨(図①)も穿刺部位となり得るが、深部に大血管や心臓があり危険性が高いため、現在は腸骨後部が優先される。
選択肢の解説
1①は前胸部の胸骨を示す。胸骨穿刺は可能ではあるが直下に大血管・心臓があり危険性が高く、第一選択ではないため誤り。
2②は腸骨後部・仙腸部のうち後腸骨稜とは異なる部位を示しており、標準的な穿刺部位ではないため誤り。
3③は後腸骨稜(腸骨後上棘)を示し、安全に十分な骨髄が得られる成人の骨髄穿刺の第一選択部位であるため正答。
4④は仙腸部のうち後腸骨稜から外れた部位を示しており、標準的な骨髄穿刺部位ではないため誤り。