第114回 看護師国家試験(午前)成人看護学

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脊髄造影を受ける患者への説明で正しいのはどれか。

  1. 1「検査前の食事制限はありません」
  2. 2「造影剤が硬膜外腔に注入されます」
  3. 3「検査後は頭痛の有無を確認します」✓ 正解
  4. 4「検査後はベッドを水平にします」

正解

3

解説

脊髄造影(ミエログラフィー)は、腰椎穿刺によりクモ膜下腔へ造影剤を注入し脊髄やクモ膜下腔を描出する検査である。検査後は穿刺に伴う髄液漏出による低髄圧性頭痛が起こりやすいため、頭痛の有無を観察することが重要であり選択肢3が正しい。検査後は頭痛予防のため一定時間の安静を保ち、頭部を挙上した体位にすることが多い。


選択肢の解説

1造影剤使用や検査内容に応じて検査前に食事制限を行う場合があり、一律に食事制限がないとは言えないため誤り。
2脊髄造影では造影剤をクモ膜下腔に注入するのであり、硬膜外腔に注入するという説明は誤り。
3穿刺後の髄液漏出による低髄圧性頭痛が起こり得るため、検査後に頭痛の有無を確認するのは適切であり正答。
4検査後は造影剤を頭蓋内へ移行させないため、また頭痛予防のため頭部を挙上した体位や安静を保つことが多く、ベッドを水平にするとは限らないため誤り。

用語

脊髄造影
腰椎穿刺によりクモ膜下腔へ造影剤を注入し、脊髄やクモ膜下腔の状態を画像化する検査法です。検査後は髄液漏出による頭痛が生じやすいため、患者への観察と説明が重要です。
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