第114回 看護師国家試験(午前)老年看護学

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令和年度2021年度!の高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査で、養介護施設従事者等による高齢者虐待について正しいのはどれか。

  1. 1虐待の種類は心理的虐待が最も多い。
  2. 2被虐待高齢者は女性が全体の90%を占める。
  3. 3発生要因は養介護施設従事者等のストレスの問題が最も多い。
  4. 4虐待件数は養介護施設従事者等による虐待より養護者によるものが多い。✓ 正解

正解

4

解説

高齢者虐待防止法に基づく令和3年度(2021年度)調査では、虐待件数は養介護施設従事者等(施設職員)による虐待よりも、養護者(家族など)による虐待の方が圧倒的に多い。したがって選択肢4が正しい。なお虐待の種類では身体的虐待が最も多く、被虐待高齢者は女性が多いものの90%には達せず、施設従事者等による虐待の発生要因では教育・知識・介護技術等の問題が上位を占める。


選択肢の解説

1養介護施設従事者等による虐待の種類では身体的虐待が最も多く、心理的虐待が最多ではないため誤り。
2被虐待高齢者は女性が多いものの全体の90%には達しておらず、90%を占めるという記述は誤り。
3施設従事者等による虐待の発生要因としては教育・知識・介護技術等に関する問題が最も多く、職員のストレスが最多とはされていないため誤り。
4虐待件数は養介護施設従事者等によるものより養護者(家族等)によるものが圧倒的に多いため正しく正答。

出典・参考

用語

高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
高齢者への虐待防止と養護者支援を目的とした法律。平成18年に施行され、虐待の種類、対応体制、調査制度などを規定しており、厚生労働省が毎年度の対応状況を調査している。
養介護施設従事者
養老院・介護老健施設など養護・介護を提供する施設で働く職員。高齢者虐待防止法では、この職員による虐待と家族など養護者による虐待を区別して統計調査している。
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