問62
一次性の夜尿症で通院中の歳の女児。保護者への生活のアドバイスで適切なのはどれか。
- 1「日に飲む水分の量を減らしましょう」
- 2「寝る直前に水分をしっかり飲ませましょう」
- 3「おねしょをしても叱らないようにしましょう」✓ 正解
- 4「夜中、決めた時間に起こして排尿を促しましょう」
正解
3
解説
一次性夜尿症(器質的疾患を伴わない夜尿症)の女児に対する生活指導の原則を問う問題である。夜尿症の治療・生活指導の基本は「起こさない・焦らない・叱らない」であり、夜間に無理に起こして排尿させることは睡眠リズムや抗利尿ホルモンの分泌を乱すため推奨されない。失敗を叱責すると子どもの自尊心を傷つけ症状を遷延させるため、叱らずに見守る対応が適切である。したがって正答は選択肢3である。
選択肢の解説
1日中の極端な水分制限は脱水や生活への支障を招くため不適切で、水分は日中に多めにとり夕方以降を控えるのが基本である。
2寝る直前に水分をしっかり飲ませると夜間尿量が増え夜尿を助長するため不適切である。
3正しい。夜尿症の指導の基本は叱らないことであり、失敗を責めず見守る姿勢が子どもの心理的負担を減らす。
4夜中に決めた時間に起こして排尿させる方法は睡眠を妨げ、夜尿症の根本的な改善にはつながらないため、原則として行わない。
用語
- 一次性の夜尿症
- 器質的疾患を伴わない夜尿症。治療の基本は「起こさない・焦らない・叱らない」であり、夜間に無理に起こして排尿させることは睡眠リズムや抗利尿ホルモンの分泌を乱すため推奨されない。