問67
正期産の時期のノンストレステスト〈NST〉で正常なのはどれか。
- 120分に回以上の一過性頻脈がある。✓ 正解
- 2胎児心拍数基線が80 bpmである。
- 3基線細変動がbpmである。
- 4一過性徐脈がある。
正解
1
解説
正期産期のノンストレステスト(NST)における胎児の健康(well-being)の判定基準を問う問題である。正常(reactive、リアクティブ)の所見は、胎児心拍数基線が110〜160 bpm、基線細変動が6〜25 bpm程度あり、20分間に15 bpm以上・15秒以上続く一過性頻脈が2回以上認められ、遅発一過性徐脈などの徐脈がないことである。したがって「20分に2回以上の一過性頻脈がある」が正常所見であり、正答は選択肢1である。
選択肢の解説
1正しい。20分間に一過性頻脈(15 bpm以上・15秒以上)が2回以上みられることはリアクティブ(正常)の所見である。
2胎児心拍数基線の正常範囲は110〜160 bpmであり、80 bpmは徐脈で異常を示す所見である。
3基線細変動の正常範囲は6〜25 bpmであり、これを下回る低値は細変動の減少を意味し、胎児機能不全を疑う異常所見である。
4一過性徐脈、特に遅発一過性徐脈や遷延一過性徐脈は胎児機能不全を示唆する異常所見であり、正常ではない。
用語
- ノンストレステスト〈NST〉
- 妊娠中に胎児の健康状態を評価するため、胎児心拍数の変化を連続記録する検査法です。正常所見は基線心拍数110~160 bpm、基線細変動6~25 bpm程度であり、20分間に15 bpm以上15秒以上の一過性頻脈が2回以上、異常な徐脈がないことが特徴です。