第114回 看護師国家試験(午前)看護の統合と実践

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避難所生活において、身体活動が低下し続けている高齢者に最も起こりやすいのはどれか。

  1. 1感染
  2. 2脱水
  3. 3せん妄
  4. 4生活不活発病✓ 正解

正解

4

解説

災害時の避難所生活で身体活動が低下し続けている高齢者に起こりやすい状態を問う問題である。生活不活発病(廃用症候群)は、活動性の低下により全身の機能が低下する状態で、筋力低下・関節拘縮・心肺機能低下などを生じる。避難所での活動量低下が持続する高齢者では最も起こりやすく、予防には早期からの活動維持が重要である。したがって正答は選択肢4である。


選択肢の解説

1避難所では感染も問題となるが、本設問が問う「身体活動の低下が続くこと」によって直接最も起こりやすいのは生活不活発病である。
2脱水は避難所で起こりうるが、水分摂取不足などが主因であり、身体活動の低下が続くことで最も起こりやすい状態とは言えない。
3せん妄は環境変化や脱水・感染などで生じうるが、身体活動低下の持続によって最も起こりやすいのは生活不活発病である。
4正しい。身体活動の低下が続くことで筋力低下などをきたす生活不活発病(廃用症候群)が最も起こりやすい。

用語

身体活動
人が日常生活で行う身体的な活動全般。運動、労働、生活動作など、エネルギー消費を伴う動きを指す。避難所では移動や活動の機会が制限されやすく、身体活動の低下は高齢者の急速な機能低下につながるため、災害時の健康管理において重要な指標となる。
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