第114回 看護師国家試験(午前)疾病の成り立ちと回復の促進

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伝えたいことがあるにも関わらず、ろれつが回らず正しく発音することが困難になるのはどれか。

  1. 1喚語困難
  2. 2構音障害✓ 正解
  3. 3吃音
  4. 4錯語
  5. 5嗄声

正解

2

解説

言語に関わる症状の区別を問う問題である。「ろれつが回らず正しく発音できない」のは、構音(発声・発音)に関わる口唇・舌・口蓋・喉頭などの運動が障害された状態であり、構音障害(2)に当たる。構音障害では、言いたい内容や言葉の想起は保たれているが、発音そのものが不明瞭になる。


選択肢の解説

1喚語困難は、言いたい言葉(名称)が思い出せず出てこない症状で、失語症でみられる。発音の障害ではない。
2構音障害は、発音に関わる器官の運動障害により、ろれつが回らず発音が不明瞭になる状態であり、設問に合致する正答である。
3吃音は、言葉の出だしが詰まったり、音節を繰り返したりして滑らかに話せない症状で、発音そのものの障害ではない。
4錯語は、意図した語とは別の語や音に言い間違える症状で、失語症の症状であり発音の障害ではない。
5嗄声は声帯の異常などによる声のかすれであり、声質の問題で、発音(構音)の不明瞭さとは異なる。
この問題から続けて演習する