問17
免疫抑制作用があるのはどれか。
- 1抗ヒスタミン薬
- 2インターフェロン
- 3ヒト免疫グロブリン
- 4副腎皮質ステロイド✓ 正解
正解
4
解説
薬剤の免疫への作用に関する問題である。副腎皮質ステロイド(糖質コルチコイド)は強い抗炎症作用とともに免疫抑制作用をもち、自己免疫疾患や臓器移植後の拒絶反応の抑制などに用いられる。よって免疫抑制作用があるのは4の副腎皮質ステロイドである。
選択肢の解説
1誤り。抗ヒスタミン薬はヒスタミンの作用を抑えてアレルギー症状を和らげる薬で、免疫そのものを抑制する作用が主体ではない。
2誤り。インターフェロンは抗ウイルス作用や免疫賦活(増強)作用をもつサイトカインで、免疫抑制ではない。
3誤り。ヒト免疫グロブリンは抗体を補充して感染防御を高める製剤であり、免疫抑制薬ではない。
4正しい。副腎皮質ステロイドは免疫抑制作用をもち、自己免疫疾患や移植後の拒絶反応抑制に用いられる。
用語
- 免疫抑制作用
- 免疫応答を低下させたり抑制する作用。副腎皮質ステロイドなどの薬剤が持つ性質で、自己免疫疾患や臓器移植後の拒絶反応予防など、不要な免疫反応を抑える必要がある場合に利用されます。