問18
誤嚥のリスクがある患者の食事援助で適切なのはどれか。
- 1きざみ食を選ぶ。
- 2粘り気の強い食品を選ぶ。
- 3食事中は頸部前屈位をとる。✓ 正解
- 4食後は速やかに仰臥位をとる。
正解
3
解説
誤嚥リスクのある患者の食事援助に関する問題である。食事中に頸部を前屈(顎を引く)させると、気道(喉頭)が保護され誤嚥を防ぎやすい。よって正答は3である。きざみ食は口腔内でばらけて誤嚥しやすく、強い粘り気の食品は咽頭に貼りついて窒息の危険があり、食後すぐの仰臥位は逆流・誤嚥を招くため、いずれも不適切である。
選択肢の解説
1誤り。きざみ食は口腔内でまとまりにくくばらけるため、かえって誤嚥しやすい。とろみをつけるなどの工夫が望ましい。
2誤り。粘り気の強い食品(餅など)は咽頭に貼りつきやすく、誤嚥・窒息の危険がある。
3正しい。食事中に頸部を前屈位(顎を引く)にすると気道が保護され、誤嚥を予防できる。
4誤り。食後すぐの仰臥位は胃内容の逆流・誤嚥を招くため、食後はしばらく座位や半座位を保つのが適切である。
用語
- 誤嚥
- 食物や唾液が喉を通る際に誤って気管に入ることです。高齢者や嚥下機能低下患者に起きやすく、肺炎などの重篤な合併症を引き起こす危険があるため、予防が重要です。