問55
骨折時の直達牽引の説明で正しいのはどれか。
- 1開放損傷には適さない。
- 2介達牽引に比べ牽引力が弱い。
- 3骨に鋼線を刺入して牽引する。✓ 正解
- 4弾性包帯を巻き直す必要がある。
正解
3
解説
骨折の牽引療法のうち直達牽引の特徴を問う問題である。直達牽引は骨にキルシュナー鋼線などを直接刺入し、骨そのものに牽引力を加える方法で、皮膚を介する介達牽引よりも強い牽引力を持続的にかけられる。骨折部の整復・固定に用いられる。
選択肢の解説
1誤り。直達牽引はむしろ強い牽引力を要する不安定な骨折や、皮膚損傷を伴う開放損傷などでも適応となりうる。
2誤り。直達牽引は骨に直接力をかけるため、介達牽引に比べて牽引力は強い。弱いというのは誤りである。
3正しい。直達牽引は骨にキルシュナー鋼線などを刺入し、骨に直接牽引力をかける方法である。
4誤り。弾性包帯やスピードトラックなどを皮膚に装着して牽引するのは介達牽引であり、直達牽引の説明ではない。
用語
- 直達牽引
- 骨にキルシュナー鋼線などを直接刺入し、骨そのものに牽引力を加える治療方法です。介達牽引よりも強い牽引力を持続的にかけられるため、骨折部の整復・固定に用いられます。