問67
仕事上のストレスに対して、ラザルスが提唱した情動焦点型のストレスコーピングはどれか。
- 1好きな漫画を読む。✓ 正解
- 2仕事に役立つ本で学習する。
- 3休日も出勤して仕事を終わらせる。
- 4同僚とプレゼンテーションの練習をする。
正解
1
解説
ラザルス〈Lazarus〉のストレスコーピングの分類を問う問題である。コーピングは、ストレス源そのものに働きかけて解決を図る「問題焦点型」と、ストレスから生じる感情・情動を調整しようとする「情動焦点型」に大別される。好きな漫画を読んで気晴らしをすることは、問題そのものではなく感情の安定を図る行動であり情動焦点型に該当するため、正答は1。他の選択肢はいずれも仕事という問題の解決に直接取り組む問題焦点型である。
選択肢の解説
1正しい。好きな漫画を読むのは気分転換・情動の調整を図る行動であり、情動焦点型コーピングに該当する。
2誤り。仕事に役立つ本で学習するのは、問題解決のための能力を高める行動で問題焦点型である。
3誤り。休日も出勤して仕事を終わらせるのは、ストレス源である業務に直接取り組む問題焦点型である。
4誤り。同僚とプレゼンの練習をするのは、課題の達成に向けた問題焦点型のコーピングである。
用語
- 情動焦点型
- ストレスそのものの解決ではなく、ストレスから生じた不安や悲しみなどの感情や情動を調整・軽減することで対処するストレスコーピングの方法です。
- ストレスコーピング
- ストレスに対する対処行動を指し、ラザルスにより問題焦点型と情動焦点型に大別される心理学の重要な概念です。