第115回 看護師国家試験(午前)成人看護学

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腰部脊柱管狭窄症による間欠性跛行が改善する腰部の動きはどれか。

  1. 1後屈
  2. 2前屈✓ 正解
  3. 3左回旋
  4. 4左側屈
  5. 5右側屈

正解

2

解説

腰部脊柱管狭窄症による間欠性跛行が改善する腰部の動きを問う問題である。腰部脊柱管狭窄症では腰を後屈(伸展)すると脊柱管が狭くなり神経が圧迫され、下肢のしびれや痛みが増悪する。逆に前屈(屈曲)すると脊柱管が広がり神経の圧迫が軽減するため症状が和らぐ。歩行時に前かがみになったり自転車をこぐと楽になるのもこのためで、正答は2。


選択肢の解説

1誤り。後屈(伸展)は脊柱管を狭め神経圧迫を強めるため、症状はむしろ増悪する。
2正しい。前屈(屈曲)すると脊柱管が広がり神経への圧迫が軽減するため、間欠性跛行の症状が改善する。
3誤り。左回旋は脊柱管の前後径を有意に広げる動きではなく、間欠性跛行を改善させる動きではない。
4誤り。左側屈は脊柱管を広げて神経圧迫を軽減する動きではなく、症状改善には結びつかない。
5誤り。右側屈も脊柱管を広げる動きではなく、間欠性跛行の改善には寄与しない。

用語

腰部脊柱管狭窄症
腰椎の脊柱管(脊髄が通る空間)が狭くなり、中を通る神経根が圧迫される疾患です。腰を後屈(反らす)と狭窄が増悪し、前屈(かがめる)と改善するという特徴的な症状があります。
間欠性跛行
歩行開始時は問題ないが、歩き続けると下肢のしびれや痛みが出現し、腰を曲げて休むと症状が軽減する症状です。腰部脊柱管狭窄症の典型的な症状を指します。
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