問16
糸球体濾過機能を評価する項目はどれか。
- 1アミラーゼ
- 2トロポニン
- 3γ‑GTP〈γ‑GT〉
- 4クレアチニンクリアランス✓ 正解
正解
4
解説
糸球体濾過機能(GFR)の評価には、糸球体で濾過されるが尿細管でほとんど再吸収・分泌されない物質のクリアランスを用いる。臨床ではクレアチニンクリアランスが代表的な指標であり、これにより糸球体濾過量を推定する。したがって正答は4である。
選択肢の解説
1アミラーゼは膵臓・唾液腺由来の酵素で、膵炎などの評価に用いる。糸球体濾過機能の指標ではない。
2トロポニンは心筋特異的な蛋白で、心筋梗塞など心筋傷害の指標である。腎の糸球体濾過機能の評価には用いない。
3γ‑GTPは肝・胆道系の酵素で、肝胆道疾患やアルコール性肝障害の指標である。糸球体濾過機能の指標ではない。
4正しい。クレアチニンクリアランスは糸球体濾過機能(GFR)を評価する指標である。
用語
- 糸球体濾過機能
- 腎臓の糸球体において、血液中の老廃物や余分な物質を濾過して尿中に排出する機能。GFRで表され、クレアチニンクリアランスなどの指標により評価される。腎機能の重要な指標である。