第115回 看護師国家試験(午後)基礎看護学

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筋肉内注射を行う部位で適切なのはどれか。

  1. 1三角筋✓ 正解
  2. 2大殿筋
  3. 3上腕二頭筋
  4. 4大腿二頭筋

正解

1

解説

筋肉内注射は、神経や血管の損傷リスクが低く、十分な筋肉量がある部位を選択する。成人の上肢で標準的に用いられるのは三角筋であり、肩峰から3横指(約3cm)下の三角筋中央部に行う。大殿筋は坐骨神経損傷の危険があるため避け、殿部に行う場合は中殿筋(クラークの点や四分三分法の上外側)を選ぶのが現在の推奨である。


選択肢の解説

1三角筋は上肢の筋肉内注射の標準的な部位で、肩峰から約3cm下の中央部に行えば橈骨神経や腋窩神経などの損傷を避けられるため適切である。
2大殿筋への注射は深部を走行する坐骨神経を損傷する危険が高いため、筋肉内注射部位としては避けるべきである(殿部では中殿筋を用いる)。
3上腕二頭筋は上腕前面にあり、筋肉内注射の標準部位ではなく、上腕動脈や正中神経が近接するため適さない。
4大腿二頭筋は大腿後面のハムストリングスで坐骨神経が近く、筋肉内注射部位として用いられない(大腿では前外側の外側広筋を用いる)。
この問題から続けて演習する