問33
クリティカルシンキングの思考過程として適切なのはどれか。
- 1患者の希望を受け入れる。
- 2患者の言葉を否定的にとらえる。
- 3患者の情報を根拠に基づいて解釈する。✓ 正解
- 4患者の思いを看護師の看護観を基に分析する。
正解
3
解説
クリティカルシンキング(批判的思考)とは、思い込みや先入観を排し、得られた情報を客観的・論理的に吟味して根拠に基づいて判断する思考過程である。看護では患者の情報を根拠に基づいて解釈・分析することが該当する。希望をそのまま受け入れる、言葉を否定的にとらえる、看護師個人の看護観を基に分析するといった主観的・恣意的な姿勢はクリティカルシンキングとはいえない。
選択肢の解説
1患者の希望を無批判にそのまま受け入れることは、根拠に基づく客観的な吟味を欠くためクリティカルシンキングとはいえない。
2患者の言葉を否定的にとらえるのは偏った主観的態度であり、客観的・論理的に吟味するクリティカルシンキングに反する。
3患者の情報を根拠(エビデンス)に基づいて客観的に解釈することは、まさにクリティカルシンキングの思考過程であり正答である。
4看護師個人の看護観を基準に分析するのは主観的判断であり、客観的根拠に基づくクリティカルシンキングとはいえない。
用語
- クリティカルシンキング
- 思い込みや先入観を排除し、得られた情報を客観的かつ論理的に吟味して判断する思考過程。看護実践では患者の情報を根拠に基づいて解釈・分析することが重要であり、個人的な見方や主観的判断ではなく、科学的根拠に基づいた思考を指します。