第115回 看護師国家試験(午後)疾病の成り立ちと回復の促進

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上大静脈症候群の症状はどれか。

  1. 1喀血
  2. 2上腕痛
  3. 3眼瞼下垂
  4. 4顔面浮腫✓ 正解
  5. 5胸水貯留

正解

4

解説

上大静脈症候群は、肺がんなどの腫瘍や縦隔病変により上大静脈が圧迫・閉塞され、上半身からの静脈還流が障害されて生じる。その結果、顔面・頸部・上肢の浮腫、頸静脈怒張、顔面のうっ血などが出現する。代表的症状である顔面浮腫を示す選択肢4が正しい。


選択肢の解説

1喀血は気管支や肺の出血による症状で、上大静脈の還流障害そのものによる症状ではないため誤り。
2上腕痛は上大静脈症候群の典型症状ではない。神経や筋骨格系の障害を示唆するもので、本症候群の主症状ではないため誤り。
3眼瞼下垂は交感神経の障害(ホルネル症候群)などでみられる症状で、上大静脈の還流障害による症状ではないため誤り。
4上大静脈が閉塞すると上半身の静脈還流が滞り、顔面・頸部・上肢に浮腫が生じる。顔面浮腫は代表的症状であり正しい。
5胸水貯留は胸膜病変や心不全などで生じるもので、上大静脈症候群に特徴的な症状ではないため誤り。

用語

上大静脈症候群
肺がんなどの腫瘍により上大静脈が圧迫・閉塞され、上半身からの静脈還流が障害される疾患です。顔面浮腫、頸静脈怒張、顔面のうっ血などが特徴的な症状として現れます。
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