情報処理安全確保支援士試験 情報セキュリティスペシャリスト試験 平成26年度秋期 午前Ⅰ2: コンピュータによる伝票処理システムがある。このシステムは,伝票データをためる待ち行列をもち,M/M/1 の待ち行列モデルが適用できるものとする。平均待ち時間が

情報セキュリティスペシャリスト試験 平成26年度秋期 午前Ⅰ
Q 22 / 30
コンピュータによる伝票処理システムがある。このシステムは,伝票データをためる待ち行列をもち,M/M/1 の待ち行列モデルが適用できるものとする。平均待ち時間が T 秒以上となるのは,処理装置の利用率が少なくとも何%以上となったときか。ここで,伝票データをためる待ち行列の特徴は次のとおりである。 ・伝票データは,ポアソン分布に従って発生する。 ・伝票データのたまる数に制限はない。 ・1 件の伝票データの処理時間は,平均 T 秒の指数分布に従う。

解説

情報セキュリティスペシャリスト試験 平成26年度秋期 午前Ⅰ 問2「コンピュータによる伝票処理システムがある。このシステムは,伝票データをためる待ち…」の正解と解説です。情報処理安全確保支援士試験の「待ち行列理論」分野の過去問で、各選択肢の正誤も解説付きで確認できます。

正解

. 50

問題の解説

M/M/1待ち行列で、サービス時間の平均がTのとき、待ち行列での平均待ち時間Twは Tw=ρ/(1−ρ)×T で表される。Twが処理時間T以上になる条件は ρ/(1−ρ)≧1、すなわち利用率ρ≧0.5。よって少なくとも50%でイが正解。利用率が上がると待ち時間が急増する非線形性は、サーバ設計やキャパシティ計画で重要な感覚。

選択肢ごとの解説

  • 33%ではρ/(1−ρ)=0.5となり待ち時間はTの半分で、T以上にならず誤り。
  • ρ=0.5でρ/(1−ρ)=1となり、平均待ち時間がちょうど処理時間Tに等しくなるため正しい。
  • 67%は条件を満たすが「少なくとも何%以上か」という下限の問いには大きすぎ誤り。
  • 80%でも条件は満たすが、必要最小の利用率ではないため下限を問う本問では誤り。

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