情報処理安全確保支援士試験 情報セキュリティスペシャリスト試験 平成28年度春期 午前Ⅱ22: フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。

情報セキュリティスペシャリスト試験 平成28年度春期 午前Ⅱ
Q 2222 / 25
フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。

問題本文

フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。

選択肢

  • .乾電池のプラスとマイナスを逆にすると,乾電池が装填できないようにする。
  • .交通管制システムが故障したときには,信号機に赤色が点灯するようにする。
  • .ネットワークカードのコントローラを二重化しておき,故障したコントローラの方を切り離しても運用できるようにする。
  • .ハードディスクに RAID1 を採用して,MTBF で示される信頼性が向上するようにする。

正解

. 交通管制システムが故障したときには,信号機に赤色が点灯するようにする。

解説

フェールセーフは、故障や異常が起きても被害が最小・安全側になるよう設計する考え方。信号機が故障時に赤を点灯させるのは、停止という安全側へ倒す典型例である。乾電池の逆挿入防止はフールプルーフ(誤操作防止)、コントローラ二重化やRAID1は故障してもサービスを継続するフォールトトレランス。混同しやすいので目的の違いで区別する。実務では可用性設計とともに、異常時に安全を確保する設計思想として重要となる。

選択肢ごとの解説

  • .逆挿入を物理的に防ぐのは誤操作防止のフールプルーフであり、フェールセーフではないため誤り。
  • .故障時に信号を赤(停止)にして安全側へ倒すフェールセーフの典型例で正しい。
  • .二重化で故障後も運用継続するのはフォールトトレランスであり該当しないため誤り。
  • .RAID1で信頼性を高めるのは冗長化による可用性向上であり、フェールセーフではないため誤り。

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