情報処理安全確保支援士試験 情報処理安全確保支援士試験 平成29年度秋期 午前Ⅰ16: モジュール設計に関する記述のうち,モジュール強度(結束性)が最も強いものはどれか。

情報処理安全確保支援士試験 平成29年度秋期 午前Ⅰ
Q 1616 / 30
モジュール設計に関する記述のうち,(結束性)が最も強いものはどれか。

問題本文

モジュール設計に関する記述のうち,モジュール強度(結束性)が最も強いものはどれか。

選択肢

  • .ある木構造データを扱う機能をこのデータとともに一つにまとめ,木構造データをモジュールの外から見えないようにした。
  • .複数の機能のそれぞれに必要な初期設定の操作が,ある時点で一括して実行できるので,一つのモジュールにまとめた。
  • .二つの機能 A,B のコードは重複する部分が多いので,A,B を一つのモジュールにまとめ,A,B の機能を使い分けるための引数を設けた。
  • .二つの機能 A,B は必ず A,B の順番に実行され,しかも A で計算した結果を B で使うことがあるので,一つのモジュールにまとめた。

正解

. ある木構造データを扱う機能をこのデータとともに一つにまとめ,木構造データをモジュールの外から見えないようにした。

解説

モジュール強度(結束性)は、モジュール内の要素がどれだけ密接に単一目的へまとまっているかの尺度で、高いほど良い設計。最も強いのは情報的結束で、特定のデータ構造とそれを扱う一連の機能を一つにまとめ外部から隠蔽する形。アがこれに該当し正解。イは時間的、ウは論理的、エは手順的結束で、いずれも結束性が低い。保守性・再利用性を高めるには高凝集・低結合が原則。

選択肢ごとの解説

  • .データ構造と操作を一体化し隠蔽する情報的結束で、最も強い結束性。正しい。
  • .ある時点で一括実行という理由でまとめるのは時間的結束で、結束性は低い。
  • .似たコードを引数で使い分ける形は論理的結束で、結束性は弱く誤り。
  • .実行順序と結果受渡しでまとめるのは手順的結束で、情報的結束より弱い。

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