情報処理安全確保支援士試験 情報処理安全確保支援士試験 令和4年度秋期 午前Ⅰ 問2: AI における過学習の説明として,最も適切なものはどれか。
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AI における過学習の説明として,最も適切なものはどれか。
問題本文
AI における過学習の説明として,最も適切なものはどれか。
選択肢
- ア.ある領域で学習した学習済みモデルを,別の領域に再利用することによって,効率的に学習させる。
- イ.学習に使った訓練データに対しては精度が高い結果となる一方で,未知のデータに対しては精度が下がる。
- ウ.期待している結果とは掛け離れている場合に,結果側から逆方向に学習させて,その差を少なくする。
- エ.膨大な訓練データを学習させても効果が得られない場合に,学習目標として成功と判断するための報酬を与えることによって,何が成功か分かるようにする。
正解
イ. 学習に使った訓練データに対しては精度が高い結果となる一方で,未知のデータに対しては精度が下がる。
解説
過学習(overfitting)とは、訓練データの細部やノイズまで覚え込みすぎて、訓練データには高精度でも未知データへの汎化性能が落ちる現象。モデルが複雑すぎる、データが少ない等が原因で、正則化やドロップアウト、データ拡張、検証データでの早期終了などで抑える。イがこの定義そのもので正解。実務ではモデルの汎化性能こそが価値であり、訓練精度だけを追わない評価設計が重要になる。
選択肢ごとの解説
- ア.学習済みモデルを別領域へ再利用する転移学習の説明で、過学習とは別概念のため誤り。
- イ.訓練データに高精度・未知データに低精度という汎化失敗を述べており、過学習の定義そのもので正しい。
- ウ.結果から逆向きに誤差を減らす誤差逆伝播法の説明で、過学習の説明ではないため誤り。
- エ.報酬で成功を学ばせる強化学習の説明であり、過学習とは無関係なため誤り。
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