情報処理安全確保支援士試験 情報処理安全確保支援士試験 令和4年度秋期 午前Ⅱ10: セキュリティ対策として,CASB(Cloud Access Security Broker)を利用した際の効果はどれか。

情報処理安全確保支援士試験 令和4年度秋期 午前Ⅱ
Q 1010 / 25
セキュリティ対策として,CASB(Cloud Access Security Broker)を利用した際の効果はどれか。

問題本文

セキュリティ対策として,CASB(Cloud Access Security Broker)を利用した際の効果はどれか。

選択肢

  • .クラウドサービスプロバイダが,運用しているクラウドサービスに対して,CASB を利用して DDoS 攻撃対策を行うことによって,クラウドサービスの可用性低下を緩和できる。
  • .クラウドサービスプロバイダが,クラウドサービスを運用している施設に対して,CASB を利用して入退室管理を行うことによって,クラウドサービス運用環境への物理的な不正アクセスを防止できる。
  • .クラウドサービス利用組織の管理者が,従業員が利用しているクラウドサービスに対して,CASB を利用して脆弱性診断を行うことによって,脆弱性を特定できる。
  • .クラウドサービス利用組織の管理者が,従業員が利用しているクラウドサービスに対して,CASB を利用して利用状況の可視化を行うことによって,許可を得ずにクラウドサービスを利用している者を特定できる。

正解

. クラウドサービス利用組織の管理者が,従業員が利用しているクラウドサービスに対して,CASB を利用して利用状況の可視化を行うことによって,許可を得ずにクラウドサービスを利用している者を特定できる。

解説

CASB(キャスビー)は、利用組織と複数クラウドサービスの間に立ち、利用状況の可視化・データ保護・脅威防御・コンプライアンス遵守を統制する仕組み。特に従業員が無断で使うシャドーITの利用状況を可視化し、許可なくサービスを使っている者を特定できる。利用組織側の可視化を述べたエが正解。実務ではシャドーIT対策とクラウド利用ポリシー徹底の要となる。

選択肢ごとの解説

  • .CASBは利用組織側の統制ツールで、プロバイダ側のDDoS対策を行うものではないため誤り。
  • .施設の入退室管理は物理セキュリティの話で、CASBが担う領域ではないため誤り。
  • .CASBの主機能は脆弱性診断ではなく利用状況の可視化や制御であり、説明として不適切。
  • .従業員のクラウド利用を可視化しシャドーIT利用者を特定でき、CASBの効果そのもので正解。

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