応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成28年度春期 午前22: LSIの省電力制御技術であるパワーゲーティングの説明として,適切なものはどれか。

応用情報技術者試験 平成28年度春期 午前
Q 2222 / 80
LSIの省電力制御技術であるパワーゲーティングの説明として,適切なものはどれか。
この問の正解率:78.46%(599件)

問題本文

LSIの省電力制御技術であるパワーゲーティングの説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .異なる電圧値の電源を複数もち,動作周波数が低い回路ブロックには低い電源電圧を供給することによって,消費電力を減らす。
  • .動作する必要がない回路ブロックに供給しているクロックを停止することによって,消費電力を減らす。
  • .動作する必要がない回路ブロックへの電源供給を遮断することによって,消費電力を減らす。
  • .半導体製造プロセスの微細化から生じるリーク電流の増大を,使用材料などの革新によって抑える。

正解

. 動作する必要がない回路ブロックへの電源供給を遮断することによって,消費電力を減らす。

解説

LSIの省電力技術を区別する問題である。パワーゲーティングは「パワー(電源)」を「ゲーティング(遮断)」する技術で、動作の必要がない回路ブロックへの電源供給そのものを止めることで、待機時に流れる漏れ電流(リーク電流)まで含めて消費電力を減らす。これを述べたウが正解である。

選択肢ごとの解説

  • .回路ブロックごとに異なる電源電圧を供給して消費電力を抑えるのはマルチ電圧(電圧アイランド)技術の説明であり、パワーゲーティングの説明ではないため誤り。
  • .不要な回路ブロックへのクロック供給を止めるのはクロックゲーティングの説明であり、電源供給を止めるパワーゲーティングとは異なるため誤り。
  • .動作の必要がない回路ブロックへの電源供給を遮断して消費電力を減らすのはパワーゲーティングそのものであり、正しい。
  • .微細化で増えるリーク電流を材料の革新で抑えるのはプロセス技術(高誘電率材料の採用など)の話であり、回路の電源を制御するパワーゲーティングとは別の技術なので誤り。

応用情報技術者試験 平成28年度春期 午前過去問一覧へ戻る・問22