応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和3年度春期 午前 問35: ONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めているOpenFlowプロトコルを用いたSDN(Software-Defined N
ONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めているプロトコルを用いた(Software-Defined Networking)の説明として,適切なものはどれか。
75.53%
問題本文
ONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めているOpenFlowプロトコルを用いたSDN(Software-Defined Networking)の説明として,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.管理ステーションから定期的にネットワーク機器のMIB(Management Information Base)情報を取得して,稼働監視や性能管理を行うためのネットワーク管理手法
- イ.データ転送機能をもつネットワーク機器同士が経路情報を交換して,ネットワーク全体のデータ転送経路を決定する方式
- ウ.ネットワーク制御機能とデータ転送機能を実装したソフトウェアを,仮想環境で利用するための技術
- エ.ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し,コントローラと呼ばれるソフトウェアで,データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャ
正解
エ. ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し,コントローラと呼ばれるソフトウェアで,データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャ
解説
SDN(Software-Defined Networking)は,従来は各機器が個別に持っていた“制御機能(経路の決定)”と“データ転送機能(実際の転送)”を論理的に分離し,制御をコントローラと呼ぶソフトウェアに集約してネットワーク全体を一元的・柔軟に制御する考え方である。OpenFlowはコントローラと各転送機器を結ぶための代表的プロトコルである。制御とデータ転送を分離しコントローラで集中制御すると述べるエが正解。
選択肢ごとの解説
- ア.MIB情報を取得して稼働監視・性能管理を行うのはSNMPによるネットワーク管理の説明であり,SDNではない。
- イ.機器同士が経路情報を交換して経路を決めるのは従来の分散型ルーティングの説明で,制御を集中させるSDNとは逆の考え方である。
- ウ.制御機能とデータ転送機能を実装したソフトウェアを仮想環境で動かすのはネットワーク機能仮想化(NFV)に近い説明で,SDNの定義そのものではない。
- エ.制御とデータ転送を分離し,コントローラで転送機器を集中制御するのがSDNであり,正しい。
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