応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前71: CPS(サイバーフィジカルシステム)を活用している事例はどれか。

応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前
Q 7171 / 80
CPS(サイバーフィジカルシステム)を活用している事例はどれか。
この問の正解率:51.49%(369件)

問題本文

CPS(サイバーフィジカルシステム)を活用している事例はどれか。

選択肢

  • .仮想化された標準的なシステム資源を用意しておき,業務内容に合わせてシステムの規模や構成をソフトウェアによって設定する。
  • .機器を販売するのではなく貸し出し,その機器に組み込まれたセンサーで使用状況を検知し,その情報を基に利用者から利用料金を徴収する。
  • .業務処理機能やデータ蓄積機能をサーバにもたせ,クライアント側はネットワーク接続と最小限の入出力機能だけをもたせてデスクトップの仮想化を行う。
  • .現実世界の都市の構造や活動状況のデータによって仮想世界を構築し,災害の発生や時間軸を自由に操作して,現実世界では実現できないシミュレーションを行う。

正解

. 現実世界の都市の構造や活動状況のデータによって仮想世界を構築し,災害の発生や時間軸を自由に操作して,現実世界では実現できないシミュレーションを行う。

解説

CPS(サイバーフィジカルシステム)は,現実世界(フィジカル空間)で収集した大量のデータをサイバー空間に取り込んで分析・シミュレーションし,その結果を現実世界の改善に役立てる仕組みである。エは,現実の都市のデータからサイバー空間に仮想世界を構築し,災害や時間軸を操作して現実では行えないシミュレーションを行うものでまさに CPS の活用事例なので正解。いわゆるデジタルツインの考え方に相当する。

選択肢ごとの解説

  • .仮想化した資源の規模や構成をソフトウェアで柔軟に設定するのは SDI(ソフトウェア定義基盤)やクラウドの説明であり,現実世界とサイバー空間を連携させる CPS の事例ではない。
  • .機器を貸し出しセンサーで使用状況を検知して利用料金を徴収するのはサブスクリプションや従量課金のサービスモデルの例であり,CPS の本質的な活用事例とはいえない。
  • .処理やデータをサーバに集約しクライアントを最小機能にしてデスクトップを仮想化するのはシンクライアントや VDI の説明であり,CPS の事例ではない。
  • .正しい。現実世界のデータからサイバー空間に仮想世界を作り,災害や時間を操作してシミュレーションする,という現実とサイバーの連携は CPS(デジタルツイン)の活用事例に該当する。

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