応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前61: バックキャスティングの説明として,適切なものはどれか。

応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前
Q 6161 / 80
バックキャスティングの説明として,適切なものはどれか。
この問の正解率:64.32%(569件)

問題本文

バックキャスティングの説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .システム開発において,先にプロジェクト要員を確定し,リソースの範囲内で優先すべき機能から順次提供する開発手法
  • .前提として認識すべき制約を受け入れた上で未来のありたい姿を描き,予想される課題や可能性を洗い出し解決策を検討することによって,ありたい姿に近づける思考方法
  • .組織において,下位から上位への発議を受け付けて経営の意思決定に反映するマネジメント手法
  • .投資戦略の有効性を検証する際に,過去のデータを用いてどの程度の利益が期待できるかをシミュレーションする手法

正解

. 前提として認識すべき制約を受け入れた上で未来のありたい姿を描き,予想される課題や可能性を洗い出し解決策を検討することによって,ありたい姿に近づける思考方法

解説

バックキャスティングは,まず将来の“ありたい姿(目標とする未来像)”を先に描き,そこから現在へさかのぼって何をすべきかを考え,実現に向けた課題や解決策を洗い出していく思考方法である。現状の延長で将来を予測するフォアキャスティングとは逆向きで,制約を踏まえつつ理想の未来から逆算する点が特徴である。これを述べたイが正解。

選択肢ごとの解説

  • .先に要員を確定しリソースの範囲で優先機能から順次提供するのはタイムボックス型の開発手法の説明であり,未来像から逆算するバックキャスティングではない。
  • .正しい。制約を踏まえて将来のありたい姿を描き,そこから課題や解決策を洗い出して近づける,というバックキャスティングの定義に一致する。
  • .下位から上位への発議を経営判断に反映するのはボトムアップ型のマネジメントの説明であり,バックキャスティングとは関係がない。
  • .過去データを用いて利益を試算するのは投資戦略のバックテストの説明であり,未来像から逆算する思考方法ではない。

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