応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前60: 金融庁“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和元年)”における“IT への対応”に関する記述のうち,適切なものはどれか。

応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前
Q 6060 / 80
金融庁“財務報告に係るの評価及び監査に関する実施基準(令和元年)”における“IT への対応”に関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:51.58%(506件)

問題本文

金融庁“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和元年)”における“IT への対応”に関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .IT 環境とは,企業内部に限られた範囲での IT の利用状況である。
  • .IT の統制は,IT に係る全般統制及び IT に係る業務処理統制から成る。
  • .IT の利用によって統制活動を自動化している場合,当該統制活動は有効であると評価される。
  • .IT を利用せず手作業だけで内部統制を運用している場合,直ちに内部統制の不備となる。

正解

. IT の統制は,IT に係る全般統制及び IT に係る業務処理統制から成る。

解説

内部統制における“IT への対応”では,IT を用いた統制(IT 統制)を,システム開発・運用・アクセス管理など IT 基盤全般を支える“IT 全般統制”と,個々の業務処理の正確性を確保する“IT 業務処理統制”の二つから構成されると整理している。この区分を正しく述べたイが正解。他の選択肢は IT 環境の範囲や自動化・手作業に関する誤った断定である。

選択肢ごとの解説

  • .IT 環境は企業内部だけでなく,取引先や社会の IT 利用状況など企業を取り巻く外部の状況も含む概念であり,内部に限定する記述は誤りである。
  • .正しい。IT の統制を IT 全般統制と IT 業務処理統制の二つから成るとする記述は実施基準の整理に合致する。
  • .統制活動を自動化していても,その設計や運用が適切でなければ有効とは評価されず,自動化していれば直ちに有効とするのは誤りである。
  • .手作業による内部統制でも有効に機能することはあり,IT を使わないことが直ちに不備となるわけではないため誤りである。

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