応用情報技術者試験 令和6年度秋期 午前 問75「A 社と B 社がそれぞれ 2 種類の戦略を採る場合の市場シェアが表のように予想…」の正解と解説です。応用情報技術者試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約72%です。
正解
イ. A 社が戦略 a1,B 社が戦略 b2 を採る組合せ
正答率 72.4%(1,350人中 977人が正解)
問題の解説
ナッシュ均衡とは、相手の戦略を所与としたとき、どちらの企業も自分の戦略を変える動機をもたない(互いに最適応答になっている)組合せである。各社が自社のシェア(A社は左の数値、B社は右の数値)を最大化するよう選ぶと考えて検討する。表からはどちらの社にも有利な戦略が定まり、その組合せ a1・b2 がナッシュ均衡となるため、イが正解となる。
選択肢ごとの解説
- a1・b1(A:40,B:20)では、A が a1 のとき B は b1 の20より b2 の30が大きく b2 へ変えたくなるため、互いに最適ではなく均衡ではないので誤り。
- 正しい。A は B がどちらでも a1 が有利(b1なら4030、b2なら5025)で a1 を選び、B は A がどちらでも b2 が有利(a1なら3020、a2なら2510)で b2 を選ぶ。互いに変える動機がなく a1・b2 がナッシュ均衡である。
- a2・b1(A:30,B:10)では、A は a2 の30より a1 の40が大きく a1 へ、B も b1 の10より b2 の25が大きく b2 へ変えたくなるため、均衡ではないので誤り。
- a2・b2(A:25,B:25)では、A は a2 の25より a1 の50が大きく a1 へ変えたくなるため、A にとって最適でなく均衡ではないので誤り。
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