基本情報技術者試験 過去問解説

数値表現とは?基本情報技術者試験 令和4年度 科目A 問2を解説

基本情報技術者試験 令和4年度 科目A 問2は、数値表現に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

次の流れ図は,10進整数 j(0<j<100)を8桁の2進数に変換する処理を表している。2進数は下位桁から順に,配列の要素 NISHIN(1) から NISHIN(8) に格納される。流れ図の a 及び b に入れる処理はどれか。ここで,j div 2 は j を2で割った商の整数部分を,j mod 2 は j を2で割った余りを表す。
流れ図: 開始 → jを入力 → 変換ループ(k:1,1,8) → 処理a → 処理b → ループ端 → 終了。aとbにそれぞれ何を入れるかを4組から選ぶ

この問題の出題ポイント

  • 数値表現の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
  • データ構造分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
  • 関連タグ: 数値表現。

選択肢

  1. a: j ← j div 2 / b: NISHIN(k) ← j mod 2
  2. a: j ← j mod 2 / b: NISHIN(k) ← j div 2
  3. a: NISHIN(k) ← j div 2 / b: j ← j mod 2
  4. a: NISHIN(k) ← j mod 2 / b: j ← j div 2正解

正解

: a: NISHIN(k) ← j mod 2 / b: j ← j div 2

解説

10進整数 j を2進数に変換するには、j mod 2 で最下位ビットを取り出し配列に格納、その後 j ← j div 2 で右シフトし次の桁へ進めます。a が NISHIN(k)←j mod 2、b が j←j div 2 の順番。エが正解。

なぜ他の選択肢が違うのか

  • a で j を div 2 してから mod 2 を取ると、本来格納すべき桁が消えてしまいます。

  • j ← j mod 2 にしてしまうと、j が 0 か 1 になりループの2回目以降が成立しません。

  • NISHIN に j div 2 を格納すると桁の値ではなく商が入ってしまいます。

  • エ(正解)

    まず余りを格納し、その後 j を商で更新する正しい順序で、正解です。

解き方の整理

数値表現の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

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