問26
発災直後の初動体制で、被災地の保健師が最初に行うのはどれか。
- 1自治体外からの応援を要請する。
- 2自宅避難者の安否把握を優先する。
- 3活動拠点となる施設の安全を確保する。✓ 正解
- 4被災情報が集まってから活動を開始する。
- 5食中毒予防のためのパンフレットを作成する。
正解
3
解説
災害発生直後の初動体制で被災地の保健師が最初に行うことを問う問題である。災害時の活動原則として、まず救援者自身の安全と活動基盤の確保が優先される。安全が確保されていない状況では支援活動を継続できず二次被害の危険もあるため、活動拠点となる施設の安全確保が最初に行うべきことである。正答は「活動拠点となる施設の安全を確保する」である。
選択肢の解説
1自治体外からの応援要請は被害状況やニーズを把握したうえで行うものであり、初動の最初に行うことではない。
2自宅避難者の安否把握は重要だが、活動拠点と保健師自身の安全が確保されていなければ実施できず、最初に行うことではない。
3正しい。災害時はまず活動拠点となる施設の安全と活動基盤を確保することが、二次被害を防ぎ以後の活動を可能にする最初の行動である。
4発災直後は情報が不足する中でも安全確保や初期対応を進める必要があり、被災情報が集まるまで活動を開始しないのは初動として不適切である。
5食中毒予防のパンフレット作成は避難生活が始まった後の保健活動であり、発災直後の初動で最初に行うことではない。
用語
- 初動体制
- 災害発生直後の最初期段階において行政・保健医療従事者が実施する体系的な対応体制を指します。この段階では救援者自身と活動基盤の安全確保が最優先とされ、その後の本格的支援活動へ移行する基礎を形成します。