第112回 保健師国家試験(午前)2つ選べ公衆衛生看護学

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粉じんによる健康障害を防止するための対策として適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 1防じんマスクの使用✓ 正解
  2. 2発生源の密閉化、湿式化✓ 正解
  3. 36か月以内ごとの配置転換
  4. 4屋内の作業場所の週1回の清掃
  5. 5じん肺健康診断の5年間の記録保存

正解

1・2

解説

粉じんによる健康障害(じん肺)を防止する対策として適切なものを問う問題で、2つを選ぶ。粉じん障害防止対策の基本は、発生源対策と呼吸用保護具による対策である。具体的には、発生源の密閉化や湿式化(散水・湿潤化)により粉じんの発生・飛散を抑制し、防じんマスクの着用により作業者の吸入を防ぐ。選択肢では「防じんマスクの使用」と「発生源の密閉化、湿式化」が適切である。正答は1と2の2つである。


選択肢の解説

1正しい。防じんマスクの使用は作業者が粉じんを吸入するのを防ぐ呼吸用保護具による対策であり、粉じん障害防止に有効である。
2正しい。発生源の密閉化や湿式化は粉じんの発生・飛散を抑制する発生源対策であり、粉じん障害防止の基本的対策である。
36か月以内ごとの配置転換は粉じん障害防止対策として定められた措置ではなく、適切な対策ではない。
4粉じん作業を行う屋内作業場の清掃は毎日1回以上行うこととされており、週1回の清掃は頻度が不十分で適切でない。
5じん肺健康診断に関する記録(じん肺健康診断結果証明書等)は7年間保存することとされており、5年間という記述は誤りである。

出典・参考

用語

粉じん
空気中に浮遊する微細な粒子状物質。職場での吸入曝露により肺疾患(じん肺など)を引き起こすため、労働安全衛生法に基づく発生源対策と呼吸用保護具の使用が必須である。
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