問5
A市のシニアボランティア講座修了者によるラジオ体操の自主グループのメンバーから、保健師に「10年間、皆で楽しくやってきたが、メンバーが高齢化して、いつまで続けられるか心配」と相談があった。活動を継続するための保健師の支援で最も効果的なのはどれか。
- 1今後の計画を把握する。
- 2骨粗鬆症検診の受診を勧奨する。
- 3A市の健康づくり推進員との協働を提案する。✓ 正解
- 4ショッピングモールでのラジオ体操を企画する。
正解
3
解説
高齢化により活動継続が危ぶまれる住民の自主グループに対する保健師の支援を問う問題である。10年間楽しく活動してきたグループの強みを生かしつつ、メンバーの高齢化という課題を補うには、地域の他の人的資源とつなげてグループの担い手を広げることが効果的である。健康づくり推進員は地域の健康づくりを住民の立場から支える人材であり、彼らとの協働を提案することで新たな参加者や支え手を得て活動を継続しやすくなるため、選択肢3が最も効果的で正答である。今後の計画の把握は支援の前提となる情報収集にとどまり、骨粗鬆症検診の勧奨やショッピングモールでの体操の企画は、活動継続という相談の本質的課題への直接的な解決策にはなりにくい。
選択肢の解説
1今後の計画の把握は支援を考える際の情報収集として重要だが、それ自体が活動継続の解決策となるわけではない。
2骨粗鬆症検診の受診勧奨は個々の健康管理には資するが、グループの活動継続という課題の解決には直接結びつかない。
3健康づくり推進員との協働を提案することで新たな担い手や参加者を得られ、高齢化したグループの活動継続につながるため、最も効果的で正しい。
4ショッピングモールでの体操の企画は活動の場の一例にすぎず、メンバーの高齢化による担い手不足という根本的な課題の解決にはならない。