第112回 保健師国家試験(午前)公衆衛生看護学

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保健師がAさんに確認する内容で優先されるのはどれか。

  1. 1受診の有無
  2. 2食事の摂取量
  3. 3自殺企図の有無✓ 正解
  4. 4布団から出ない理由

正解

3

解説

双極症の既往があり、不眠・希死念慮(死にたい)を訴え、痩身で表情が乏しく抑うつ状態が疑われるAさんへの訪問で、保健師が優先して確認すべき内容を問う問題である。「死にたい」という言葉が表出されている以上、自殺リスクの評価が最優先となる。具体的な自殺企図(自殺の計画・準備・既遂歴)の有無を確認することは、生命の危険度を直接判断し、緊急の医療介入や保護の要否を決めるために最も優先される対応である。希死念慮の確認を避けることはかえって危険であり、率直に尋ねることが原則である。


選択肢の解説

1受診の有無は今後の医療につなげる上で重要だが、「死にたい」と表出している状況ではまず生命の危険度を評価する自殺企図の有無の確認が優先される。
2食事摂取量は低栄養や身体状態の評価に必要だが、希死念慮が表出されている場面では生命に直結する自殺企図の有無の確認が最優先される。
3正しい。「死にたい」と希死念慮が表出されており、自殺企図(計画・準備・既遂歴)の有無を確認することは生命の危険度を判断し緊急対応の要否を決めるために最も優先される。
4布団から出ない理由の把握は抑うつ状態の理解に役立つが、希死念慮が表出されている状況では生命の危険度を直接評価する自殺企図の有無の確認が優先される。
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