問36
早期新生児の保清について、沐浴と比較したときのドライテクニックの特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1血液循環を促す。
- 2臭気を減少させる。
- 3感染症を減少させる。✓ 正解
- 4低体温を予防できる。✓ 正解
- 5臍帯脱落の時期が遅くなる。
正解
3・4
解説
早期新生児の保清について、沐浴と比較したドライテクニックの特徴を2つ選ぶ設問である。ドライテクニックは出生直後の新生児を湯につけず、付着した血液・羊水・胎脂を必要最小限に拭き取る方法である。沐浴で生じる体温低下を避けられ低体温を予防でき、また入浴に伴う体温・体力消耗や処置を減らすことで感染リスクの低減にも資する。よって正答は選択肢3と4である。
選択肢の解説
1誤り。血液循環を促す効果は温湯につかる沐浴に期待されるものであり、湯を用いないドライテクニックの特徴ではない。
2誤り。臭気を減少させるのは洗浄・沐浴で汚れを落とす効果であり、拭き取りを主とするドライテクニックの利点ではない。
3正しい。沐浴に比べ処置や湯への曝露が少なく、体力消耗や交差感染の機会を減らせるため、感染症を減少させる特徴がある。
4正しい。湯につけないため沐浴で生じる体温低下を避けられ、低体温を予防できる。
5誤り。ドライテクニックでは臍を不必要に濡らさず乾燥を保てるため、臍帯脱落はむしろ促されやすく、脱落時期が遅くなるという特徴ではない。
用語
- ドライテクニック
- 出生直後の新生児に対し、沐浴を行わず、付着した血液・羊水などを最小限に拭き取る保清方法。体温低下を防ぎ、感染リスク低減にも資する技法です。