問14
オキシトシン点滴静脈内注射による分娩誘発中の管理で正しいのはどれか。
- 1精密持続点滴装置を用いて投与する。✓ 正解
- 2分娩第1期の胎児心拍数陣痛図の評価は30分ごとに行う。
- 3胎児心拍数波形のレベル3では、オキシトシンを増量してよい。
- 4前回の増量時から15分経過していれば、オキシトシンを増量してよい。
正解
1
解説
オキシトシンによる分娩誘発・促進中の安全管理を問う問題である。オキシトシンは過強陣痛や子宮破裂、胎児機能不全のリスクがあるため、必ず精密持続点滴装置(輸液ポンプ等)を用いて投与量を厳密に管理する必要がある。したがって正答は1である。分娩誘発・促進中は胎児心拍数陣痛図を連続モニタリングし、波形レベルに応じて中止・減量を判断し、増量間隔も30分以上あけるなど慎重に管理する。
選択肢の解説
1正しい。オキシトシンは過量投与による過強陣痛・子宮破裂・胎児機能不全を防ぐため、精密持続点滴装置を用いて厳密に投与量を管理する。
2誤り。分娩誘発・促進中は胎児心拍数陣痛図を連続的に監視するのが原則であり、30分ごとの間欠的評価では不十分である。
3誤り。胎児心拍数波形のレベル3は異常を示唆する波形であり、オキシトシンの増量は禁忌で、減量・中止や急速遂娩の検討が必要である。
4誤り。オキシトシンの増量間隔は原則として30分以上あけるとされており、15分では短すぎる。
用語
- オキシトシン
- 下垂体後葉から分泌される脳垂体ホルモンで、子宮筋の収縮を促進する。分娩誘発・促進時に点滴で投与され、使用量の厳密な管理が必要である。
- 分娩誘発
- 医学的適応に基づき、投薬や物理的刺激により陣痛を人工的に起こす処置。母体または胎児の状態が継続妊娠に適さない場合に行われる。