第109回 助産師国家試験(午後)状況設定助産管理

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状況設定 問47-49

Aさん(30歳、初妊婦)は妊娠12週である。仕事は物流センターで商品の仕分けラインを管理している。本日、妊婦健康診査で産婦人科クリニックを受診した。妊娠経過は順調だが、退職を検討している。Aさんは「職場では冷凍食品が担当で、マイナス15℃の倉庫で作業するときもあります。職場は男性が多く、これまで妊娠した社員はいません。妊娠したことをそろそろ上司に話すので、退職のこともまとめて伝えた方がよいかなと思っています。出産後も仕事を続けたい気持ちはありますが」と話す。

Aさんは妊娠24週の妊婦健康診査にて「上司と話し合って、育児休業を取った後、職場復帰することにしました。夫のBは運送会社で非正規雇用として2年働いていますが、育児休業が取れるのか私もよく分かっていません」と話す。Bさんの育児休業に関する説明で正しいのはどれか。

  1. 1対象は正規雇用者に限定されている。
  2. 2Aさんが取得するとBさんは取得できない。
  3. 3Bさんが事業主に申し出なくても取得することができる。
  4. 4児の出生から1歳2か月に達する日の前までの間で取得できる。✓ 正解

正解

4

解説

非正規雇用で勤務する夫の育児休業について正しい説明を問う問題である。育児・介護休業法に基づき、育児休業は原則として子が1歳に達する日まで取得できるが、父母がともに育児休業を取得する場合(いわゆるパパ・ママ育休プラス)には子が1歳2か月に達する日の前まで取得できるため、選択肢4が正答である。育児休業は有期雇用(非正規)労働者も一定の要件を満たせば取得でき、正規雇用に限定されない。父母双方が取得でき、母が取得しても父は取得できる。取得には事業主への申し出が必要である。


選択肢の解説

1育児休業は一定の要件を満たせば有期雇用(非正規雇用)の労働者も取得でき、正規雇用に限定されていないため誤りである。
2育児休業は父母それぞれが取得でき、母が取得していても父も取得できるため、Aさんが取るとBさんが取得できないというのは誤りである。
3育児休業の取得には事業主への申し出が必要であり、申し出なくても取得できるというのは誤りである。
4父母がともに取得する場合(パパ・ママ育休プラス)には児の出生から1歳2か月に達する日の前まで取得でき、正しい説明である。

出典・参考

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