第113回 看護師国家試験(午前)看護の統合と実践

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発災直後、自家用車に泊まり生活を始めた避難者に発生しやすいのはどれか。

  1. 1生活不活発病
  2. 2静脈血栓塞栓症✓ 正解
  3. 3圧挫症候群〈クラッシュ症候群〉
  4. 4心的外傷後ストレス障害〈PTSD〉

正解

2

解説

発災直後に自家用車内で寝泊まりする車中泊では、狭い座席で長時間同じ姿勢をとり、下肢の運動が制限され脱水も加わるため、深部静脈に血栓が生じやすい。これが肺塞栓を起こすと静脈血栓塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)となる。したがって静脈血栓塞栓症が最も発生しやすい。予防には適度な下肢運動と十分な水分摂取が重要である。


選択肢の解説

1誤り。生活不活発病(廃用症候群)は避難生活が長期化し活動性が低下した状態で問題となるもので、発災直後の車中泊で最も発生しやすいものではない。
2正しい。車中泊では狭い空間で長時間下肢を動かせず脱水も加わるため、深部静脈血栓が形成され静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)が発生しやすい。
3誤り。圧挫症候群〈クラッシュ症候群〉は倒壊した建物などで四肢が長時間圧迫され、救出後に筋崩壊産物が全身に回ることで起こるもので、車中泊で発生するものではない。
4誤り。心的外傷後ストレス障害〈PTSD〉は通常、出来事から1か月以上経過して持続する症状で診断されるもので、発災直後の車中泊で生じやすい身体合併症ではない。
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