第113回 看護師国家試験(午後)母性看護学

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閉経に伴うエストロゲンの低下で生じるのはどれか。

  1. 1骨量の増加
  2. 2腟粘膜の萎縮✓ 正解
  3. 3脳血流量の増加
  4. 4血中LDLコレステロールの減少

正解

2

解説

閉経に伴うエストロゲン低下によって生じる変化を問う問題である。エストロゲンは腟・外陰の粘膜の維持、骨吸収の抑制、脂質代謝などに関与する。閉経でエストロゲンが低下すると、腟粘膜は萎縮して乾燥・脆弱化し、萎縮性腟炎や性交痛、感染しやすさなどを生じる。したがって「腟粘膜の萎縮」を示す選択肢2が正しい。


選択肢の解説

1エストロゲンは骨吸収を抑制するため、その低下により骨吸収が亢進して骨量は減少し、骨粗鬆症のリスクが高まる。骨量の増加は誤り。
2エストロゲン低下により腟粘膜は萎縮し、乾燥・脆弱化して萎縮性腟炎などを生じる。正しい。
3エストロゲン低下によりほてり・のぼせなどの血管運動神経症状は生じるが、脳血流量が増加するという変化は生じない。誤り。
4エストロゲンはLDLコレステロールを低下させる作用があり、その低下によりLDLコレステロールはむしろ増加する。減少は誤り。

用語

エストロゲン
卵巣から分泌される女性ホルモン。腟粘膜や骨の維持、脂質代謝調整などに関与し、閉経によってその低下が様々な身体変化を引き起こす。
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