第114回 看護師国家試験(午前)2つ選べ成人看護学

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肝細胞癌で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1早期から黄疸が出現する。
  2. 2原発性肝癌の中で最も頻度が高い。✓ 正解
  3. 3診断に腹部超音波検査が用いられる。✓ 正解
  4. 4特異性の高い腫瘍マーカーはCEAである。
  5. 5肝内胆管の細胞が腫瘍化して発生する癌である。

正解

2・3

解説

肝細胞癌に関する正しい記述を選ぶ問題である。肝細胞癌は原発性肝癌の中で最も頻度が高く(2)、診断には腹部超音波検査が広く用いられる(3)ため、これらが正答である。肝細胞癌で特異性が高い腫瘍マーカーはAFPやPIVKA-IIであり、黄疸は進行期に出現することが多い。


選択肢の解説

1肝細胞癌は早期には無症状のことが多く、黄疸は進行例や胆管浸潤時にみられる。早期から黄疸が出現するとはいえない。
2肝細胞癌は原発性肝癌の中で最も頻度が高く、正しい記述で正答である。
3腹部超音波検査は肝細胞癌のスクリーニング・診断に広く用いられる検査であり、正しく正答である。
4肝細胞癌で特異性が高い腫瘍マーカーはAFPやPIVKA-IIである。CEAは主に消化器癌(大腸癌など)で上昇する非特異的マーカーで、誤りである。
5肝内胆管の細胞が腫瘍化して発生するのは肝内胆管癌(胆管細胞癌)であり、肝細胞癌は肝細胞由来である。誤りである。

用語

肝細胞癌
肝臓の肝細胞から発生する悪性腫瘍で、原発性肝癌の中で最も頻度が高いがん。慢性肝炎や肝硬変が背景にあることが多く、診断にはAFPやPIVKA-IIなどの腫瘍マーカーと画像検査が用いられます。
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