問38
口すぼめ呼吸によって生じるのはどれか。
- 1気道内圧の上昇✓ 正解
- 2呼吸回数の増加
- 3末梢気道の閉塞
- 41回換気量の減少
正解
1
解説
口すぼめ呼吸は、口をすぼめてゆっくり息を吐くことで呼気時の気道内圧を高め、末梢気道(細気管支)が呼気時に虚脱・閉塞するのを防ぐ呼吸法である。これにより呼気が円滑になり、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などで生じる空気とらえ込み(エアトラッピング)を軽減する。気道内圧の上昇が直接の効果であり、結果として呼吸が深くゆっくりになる。
選択肢の解説
1口をすぼめて吐くことで呼気時の気道内圧が上昇し、末梢気道の虚脱を防ぐのが口すぼめ呼吸の作用であり正答である。
2口すぼめ呼吸は呼気をゆっくり行うため呼吸回数はむしろ減少し、増加させるものではないため誤りである。
3口すぼめ呼吸は気道内圧を高めて末梢気道の閉塞(虚脱)を防ぐ呼吸法であり、閉塞を生じさせるのではないため誤りである。
4口すぼめ呼吸では深くゆっくり呼出するため1回換気量はむしろ増える傾向にあり、減少するわけではないため誤りである。
用語
- 口すぼめ呼吸
- 口をすぼめてゆっくり呼気をする呼吸法で、呼気時の気道内圧を上昇させて末梢気道の虚脱・閉塞を防ぐ。COPD などで生じるエアトラッピング(空気とらえ込み)を軽減するための呼吸療法である。