問55
認知機能の評価で、高齢者に3段階の命令で行動を促す項目が含まれるのはどれか。
- 1Clinical Dementia Rating〈CDR〉
- 2Functional Assessment Staging〈FAST〉
- 3改訂長谷川式簡易認知評価スケール〈HDS‑R〉
- 4Mini‑Mental State Examination〈MMSE〉✓ 正解
正解
4
解説
Mini-Mental State Examination〈MMSE〉は、見当識・記銘・注意と計算・再生・言語・図形模写などを評価する認知機能検査で、紙を「右手で取り、半分に折り、床(机)に置く」といった3段階の口頭命令に従う課題が含まれる。したがって選択肢4が正しい。
選択肢の解説
1CDRは記憶や判断力など6領域について重症度を評価する観察式尺度で、3段階命令の課題を含むものではない。誤りである。
2FASTはアルツハイマー型認知症の進行度を生活機能の段階で評価する尺度であり、3段階命令の課題は含まない。誤りである。
3HDS-R(改訂長谷川式)は記憶や見当識などを問う質問式の検査で、3段階の命令動作の課題は含まれない。誤りである。
4MMSEには紙を用いた3段階の口頭命令に従う課題が含まれる。正しい。