問56
老人性皮膚搔痒症の特徴はどれか。
- 1水痘の感染歴と関連する。
- 2症状の範囲は全身性である。✓ 正解
- 3治療は原因物質の除去である。
- 4強い痒みを伴う紅斑性丘疹である。
正解
2
解説
老人性皮膚搔痒症は、加齢に伴う皮脂や水分の減少による皮膚の乾燥(乾皮症)を背景に生じる搔痒で、特定の発疹を伴わずに全身性にかゆみが出現するのが特徴である。したがって選択肢2が正しい。
選択肢の解説
1水痘の感染歴と関連して再発するのは帯状疱疹であり、老人性皮膚搔痒症とは関係しない。誤りである。
2皮膚の乾燥を背景に全身性にかゆみが生じるのが老人性皮膚搔痒症の特徴である。正しい。
3原因物質の除去が治療となるのは接触皮膚炎などで、老人性皮膚搔痒症の治療は保湿によるスキンケアが中心である。誤りである。
4老人性皮膚搔痒症は明らかな原発疹(紅斑性丘疹)を伴わないのが特徴で、かゆみが主体である。誤りである。
用語
- 老人性皮膚搔痒症
- 加齢に伴う皮脂や水分の減少による皮膚の乾燥を背景に生じる搔痒疾患です。発疹を伴わずに全身性にかゆみが出現するのが特徴で、皮膚が脆弱化する老年期の代表的な皮膚疾患の一つです。