問60
乳児の呼吸器の解剖学的な特徴で正しいのはどれか。
- 1肋骨はほぼ水平位である。✓ 正解
- 2肺胞数は成人に比べて多い。
- 3胸郭の左右径は前後径の2倍である。
- 4気道内径は成人に比べて相対的に太い。
正解
1
解説
乳児の胸郭は、肋骨が成人のように下がっておらずほぼ水平に走っているのが解剖学的特徴である。このため胸郭を広げる動き(胸式呼吸)が乏しく、横隔膜を主体とした腹式呼吸が中心となる。したがって選択肢1が正しい。
選択肢の解説
1乳児の肋骨はほぼ水平位に走っており、これは正しい解剖学的特徴である。正しい。
2肺胞は出生後に発達して数が増えるため、乳児の肺胞数は成人より少ない。誤りである。
3乳児の胸郭は左右径と前後径がほぼ等しい(円筒状)のが特徴で、左右径が前後径の2倍になるのは成人の特徴であり誤りである。
4乳児の気道は成人に比べて相対的に細く、わずかな浮腫でも狭窄や呼吸困難を起こしやすい。太いというのは誤りである。